T.Ajiro
法人事業本部コーポレートIT事業部
チームマネージャー
2002年入社
プロジェクトマネージャー。計画策定、推進、顧客やパートナー、社内との調整などキメ細かい配慮と、プロジェクトを見渡す視野の広さを併せ持つ。
T.Kaneki
法人事業本部
コーポレートIT事業部
2007年入社
請求回収機能システム構築チームリーダーを担当。お客様からの要望をシステムにどう落とし込んでいくのか、プロジェクトの中で学んでいった。
Y.Nakata
プラットフォーム事業本部
デジタルビジネス部
2007年入社
ロジスティック機能のうち受注・出荷システムシステム構築チームリーダー担当。細かな心配りをしながら12名のチームメンバーを率いる。
K.Ebisawa
プラットフォーム事業本部
プラットフォームビジネス第二部
2007年入社
基盤構築担当としてシステムのベースとなる“インフラ”部分の構築を担当。プロジェクトに参加する他社企業とコミュニケーションする機会も多く、調整しながらプロジェクトをリードしていく経験を積んだ。
K.Hommura
法人事業本部
コーポレートIT事業部
2012年入社
システム導入後、その後の保守運用のメンバーとして参加。日々のお客様とのパートナーシップの中でJSOLの大切にしてきた“姿勢”を肌で感じる。
※ 社員の所属情報等の表記は取材時点の情報であり、
閲覧される時点では変更されている可能性があります。
お客様から強い信頼を得た、
JSOLメンバーの姿勢
「これほどの規模のプロジェクトを計画通りに安定稼働させるとは、さすがはJSOL!」 お客様からそう声をかけられたとき、プロジェクトマネージャーを務めたT.Aの胸に「やり遂げた。」という達成感がこみ上げてきた。約5億円の大規模な、大手消費財メーカー日用品事業のERPシステム再構築プロジェクト、お客様の期待も大きなプロジェクトであっただけに、14か月にわたりメンバーを率いたT.Aの胸にも熱い想いがあった。
「このプロジェクトは受注の段階から厳しい道のりでした。」と、T.Aは振り返る。プロジェクトに手を挙げたのは10社。ただJSOLにはこのプロジェクトを受注する自信があった。お客様とJSOLのお付き合いは今回が初めてではない。数年前にお客様の化粧品事業に対し、ERPシステムの導入を成功させた実績があったのだ。「受注先企業を決定するコンペティションでは、これまでの製造業界向けERPシステムの豊富な導入実績をベースとしたキメ細やかな提案に加え、既に導入済みのERPシステムをベースに提案させていただきました。また、お客様にはJSOLの、“お客様と共に”プロジェクトをやり遂げる姿勢を評価していただいたと思っています。目的を達成する高品質のシステムを、計画通り導入することは、多くの困難が伴います。前回のプロジェクトも厳しい状況でした。そうした中でも、『お客様のビジネスに対し最大限の効果をもたらすシステムを必ず導入する』というJSOLメンバーの姿が、お客様からの信頼感を得ることができ、今回の受注にも繋がったと思っています。」と、T.Aは力強く語った。
プロジェクトの推進役として、
JSOLメンバー一人ひとりが、
“プロジェクトリーダー”となる
お客様との信頼関係は
一朝一夕には築けない
「“お客様と共に”プロジェクトを推進する。」T.K、Y.T、K.EはまさにそうしたJSOLのプロジェクト推進を体現したリーダーだ。 T.Kは語る。「私が任されたのは請求回収機能システムです。私は前回のプロジェクトにも参画しており、チームの中でお客様の業務プロセスに通じていました。お客様の思いを理解すること、対等に話をするためには、業務知識をどれだけ理解しているかが大切です。自分が持つ業務知識を、メンバーにしっかりと共有し、お客様との信頼関係を構築するベースをしっかりと作ることを、最初に注力しました。」 Y.Tが担当したのはロジスティックスの中の受注出荷機能だ。チームは最大で12人にも及んだ大所帯で、Y.Tはリーダーとして、多岐にわたる詳細機能ごとにメンバーを割り振った。
能構築を分担しても最終的には、一連の流れを連結して稼働させることになります。それぞれのメンバーが他のメンバーの作業内容や構築状況を理解し、お互いの意思疎通をしながら進めなければ、最終段階で大幅な手戻りが発生することになりかねません。週1回の定例ミーティングのほか、担当者同士で課題の共有は随時行うよう、仕組みを作りました。」こうしたチームリーダー達のチーム作りも、お客様の信頼感醸成に繋がった。 K.Eはインフラ・チームのサブリーダーとして、EDI(商取引のための電子データ交換)の通信基盤構築に取り組んだ。「新しいサーバを導入することをご提案しましたが、お客様から『クラウド・サービスは使えないか?』との相談がありました。その際大切にしたことは、お客様にメリット・デメリットをしっかりと理解していただき、判断を行っていただくことでした。お客様はITのプロではありませんので、技術分野の話を正しくお伝えするのは私の役割です。また判断した後に、その判断を形にしていくのも、JSOLの仕事。サーバ構築に携わる他社の方との協議は厳しい局面を伴いましたが、やり切りました。」
メンバー一人ひとりの主体的な行動が
強固なパートナーシップを築く
「入社後、現場配属となって初めてアサインされたのが、本プロジェクトでした。」若手メンバーK.Hはこう話す。「JSOLメンバーとお客様の一体感は初めからあったのかと思っていました。しかしそうではなく、プロジェクトを通じて、メンバー一人ひとりが作り上げた信頼感で、良い関係が醸成されていったのですね。」 プロジェクトマネージャーT.Aはプロジェクトを振り返り語った。「“お客様と共に”プロジェクトを進めて行く上では、常にお客様にとって真に必要なものは何かを考え形にしていくこと、が大切です。今回のプロジェクトメンバーはそれを常に考え主体的に行動ができていたと思います。」 新システム導入の成果は歴然だった。化粧品事業とのシステム基盤統合によるシステム保守運用の共通化・標準化、システム維持管理費用の削減が実現。また、業務プロセスにおいても化粧品事業との標準化が促進された。
さらにIFRS(国際財務報告基準)や消費税対応、生産履歴管理システム強化など、将来の市場や法制度の要請に迅速かつ柔軟に対応できるシステム基盤が整ったのである。このプロジェクトの目的の達成、計画通り高品質な安定稼働を評価され、お客様より感謝状も授与された。また外部機関から表彰を受ける等、IT業界全体でも高く評価されるプロジェクトとなった。 「お客様は引き続き、我々を経営のパートナーとして信頼してくださり、何か問題が起きても、JSOLと一緒に解決する姿勢で取り組んでいただいています。そうした強固なパートナーシップを築けたことが最大の成果だと思っています。」。T.A(プロジェクトマネジャー)は笑顔で語った。 若手メンバーのK.Hは真直ぐな目で話す。「日々、先輩方とお客様のやりとりから、どうすればお客様とパートナーとして一緒にプロジェクトを進めていけるのか等を学んでいます。この学びを次の開発プロジェクトで活かしていきたいです。」。JSOLの“お客様と一緒に”プロジェクトを進める、JSOLの姿勢は確実に若手世代に引き継がれている。
OFF TIME
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Y.T.Ajiro
学生時代から趣味はサッカーとフットサル。会社の同僚や学生時代の友人等と構成する複数のチームに参加し、週末は汗を流している。
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T.Kaneki
最近の楽しみは走ること。昨年、夫婦で初めてフルマラソンに参加。それが楽しくてハマってしまった。
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Y.Nakata
趣味はビリヤード。入社後に同期に誘われて始めたが、めきめきと上達。現在では大会に参加するほどの腕前。
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K.Ebisawa
社会人3年目の時、大学時代の友人に誘われてボルダリングをはじめて夢中になる。都内のクライミングジムに毎月通い腕を磨く。
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K.Hommura
月に1〜2回は楽しむという山登りが楽しい時間。長野県や山梨県に仲間と共に足をのばしている。次の目標は富士山より難度が高いと言われる北岳。
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これまでの実績を活かし、
さらなる成長の階段を駆け上がる