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社員と生き方/社員紹介

新しいチャレンジへの挑戦が仕事のやりがいとなる
金融・サービス事業本部
ビジネスIT事業部
システムエンジニア
理系
Y.Misono
2007年入社
理工学部
物理学科 卒
所属する事業部の概要について教えてください
私が所属する金融・公共ビジネス事業部は、銀行・証券・保険・カードといった金融業界並びに、自治体・外郭団体等の公共機関のお客様向けにITソリューションを提供しています。 金融機関の通信サービスとして必要不可欠な【SWIFTサービスビューロ】も、JSOLが提供するサービスの一つです。 SWIFTとは、高度に安全化された金融メッセージング・サービスを提供する金融業界の標準化団体で、200以上の国又は地域で11,000以上※の金融機関が加盟しています。外国送金、国際決済、FXの取引を銀行間で実施するといった業務において必要不可欠な一方、自社でSWIFTに接続するには、高いシステム導入・運用コストがかかります。 そこでJSOLは、2003年11月に日本で初めてSWIFTサービスビューロの提供を開始しました。お客様企業のシステム運用負担が軽減され、お客様のコア業務へ人材を集中することができるよう、サービス提供を行っています。10年以上の導入実績を経て、現在では日本最大のユーザー数を誇るまでになりました(当社調べ)。 ※SWIFT公式サイトより(2016年12月現在)。

これまで関わった仕事・プロジェクト紹介
私は、入社以来9年に渡ってSWIFTサービスビューロを担当してきました。 最初の2年間はシステムの保守運用担当として、ヘルプデスクという立場でお客様からのお問い合わせに対応する業務を担いました。発生したトラブルへの対応、システムを使用する際に生じたお客様の疑問等にお答えする中で、SWIFTサービスビューロのサービス全体像を把握していきました。 その後は、SWIFTサービスビューロに関連する複数のプロジェクトを担当しました。金融機関の統合や合併、またお客様企業のオフィス移転等に伴うシステムの追加やフローの修正、バージョンアップ等、お客様のニーズに合わせて様々なプロジェクトが立ち上がります。最初は比較的小規模なプロジェクトをリーダーとして、プロジェクトの中の一部分を取り仕切る経験を経て、徐々に担当範囲を広げ、プロジェクト全体を管轄するプロジェクトマネジャーへと業務の幅を広げていきました。 そして現在、念願だったソリューションリーダーに任命されました。入社以来深めてきた、金融業界の業務知識やSWIFTの知識を活かし、「お客様と一緒に新しいソリューションを創り出したい」、そうした思いを強く持ち、上司にアピールしたことがきっかけでした。プロジェクトマネジャーから立場を変えて、新しいビジネスを創るソリューションリーダーとして、新規ソリューションの開拓や、お客様企業にソリューションの提案を行う営業の業務にも従事しています。

こんなやりがい、こんなエピソード
入社7年目、ある金融機関のお客様が香港支店を立ち上げることに伴い、そこで利用するSWIFTサービスビューロの導入プロジェクトを担当しました。 海外へのSWIFTサービスビューロ導入は、今後のJSOLグローバルビジネス展開への布石になると考え、積極的に提案を行いました。前例のない取り組みでしたので、日本ではスムーズに進めることができるものも、一つひとつ、手さぐりの中で進めていきました。 まずは、海外とJSOLのサーバー間を接続する専用線が、香港に導入すると非常に高価になってしまう問題がありました。お客様のコストメリットを考慮し、最適なものを見つけ出すために、何度も現地へ足を運びました。また、サポートデスクの設置には時差や言葉の壁という課題も存在し、さらに香港当局との調整にも奔走しました。コミュニケーションには英語を要する場面も多く、英語の勉強にも力を入れました。予期せぬことを求められ、戸惑うことも多くありましたが、それ以上に「新しい事に取り組む楽しさ」を感じました。 本プロジェクトでは、JSOLグローバルビジネスを拡大したいという考えのもと、汎用性のある、他のアジア各国への導入を見据えた設計を実施しました。その結果、他の海外支店からの引き合いもいただくようになりました。自分が携わった事業が布石となってビジネスが広がっていくやりがいを実感するとともに、この経験を通じて、「新しいチャレンジを進めるステップ」、「周囲をどう説得していくか」といったノウハウも自分なりに得ることができました。
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将来の目標、キャリアビジョン
海外とのやりとりを数多く経験してきましたので、この経験を活かして、JSOL全体のグローバルビジネスの拡大に寄与したいと考えています。できれば各事業部のグローバルビジネスを行うチームを集約して“グローバルビジネス事業部”を設置し、グローバルビジネスの業務効率化やノウハウの蓄積、また対外的なアピールも実施し、JSOLグローバルビジネスを強くしていきたいと思っています。 目標に向かって、ビジネス面での努力はもちろん、さらに英語力を高める必要性も感じています。JSOLでは英会話教室への通学サポートを行っていますので、そうした制度を活用しています。またグローバルフィールドで業務を行う経験を得ることを目的として、インドで開催された研修にも参加しました。
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私からみたJSOL
一言でいえば、“やりたいことにチャレンジできる会社”だと思います。 上司や経営層にも率直に意見を言うことができる場があります。もちろん何もかもが許されるわけではありませんが、チャレンジへの道筋やリスクをどう回避するか等をしっかりと説明すれば、意見を尊重しチャレンジできる環境です。 思い出深いのは、入社2年目の時に香港で開催された世界金融フォーラムへ参加した事。思い切って自ら上司に「参加したい」と訴えました。当時はまだ国内にビジネスを広げている段階でしたし、入社2年目の若手社員を応援してくれた上司に感謝しています。そのフォーラムに参加したことで、日本のSWIFTサービスビューロの海外展開の可能性を感じ、グローバルビジネスを具体的に見据えるきっかけになりました。そこで得た経験は、香港への導入プロジェクトにもつながり、私のキャリア形成に大きな影響を与えた事に間違いありません。
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- 9:00
- 出社後、メールチェック
- 10:00
- 新規事業企画の為、パートナー企業と打ち合わせ。
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- 12:00
- ランチタイム
- 13:00
- 新規お客様企業と、プロジェクトの要件定義を実施するため四国へ出張。
- 15:00
- 移動時間も携帯とパソコンでメールチェック等を実施。
- 17:00
- お客様先で要件定義の打ち合わせ。
- 18:00
- 打ち合わせ終了。四国を出て大阪へ。
- 19:00
- 翌日の関西地域のお客様先営業活動のため大阪のホテルに宿泊。