最新の技術で日本のモノづくりを支える

所属する事業部の概要について教えてください

私が所属するエンジニアリングビジネス事業部では、ソフトウェアの開発から技術サポート、コンサルティング、受託解析を担当しています。主に「CAE」というコンピューターを使ったシミュレーション技術を用いて、お客様のモノづくりをサポートしています。この「CAE」の技術が力を発揮するのは、絶対に実験ができない状況です。例えば、衝突などのような人の命に関わったり、大きな費用が掛かるような状況を再現する必要がある場合にこの「CAE」という技術が活用されます。その顕著な例として、安全性を最重視して開発が進められる自動車業界があげられます。この「CAE」の技術はソフトウェアを介し、それぞれの解析目的に合致したノウハウと併せて提供し、実際にお客様自身が運用できるようになるまで継続的にサポートするのが私たちの役割です。

これまで関わった仕事・プロジェクト紹介

私が担当するシステムは、学会や産業界で幅広く活用されている非線形ソルバー「LS-DYNA」というソフトウェアです。システム導入に際し、数多く備え付けられている機能から、本当に必要なものだけをピックアップし、設定していく必要があります。さらに実現象、すなわち“正しい解”を導き出すために、過去の実験結果とすり合わせながら入力条件を整備したり、計算の設定を決めたりするなどのカスタマイズも実施します。最終的にはお客様自身が、この「LS-DYNA」を使いこなして解析できるよう、お客様が実現したいことをヒアリングしたうえで、導入サポートを行っていきます。
もちろん、そこに至るまでには、ソフトウェアや解析対象となる素材の物性を正しく理解する必要があります。入社時は、ユーザーサポートチームへ配属となり、お客様から寄せられる初歩的な質問に対してメールで回答する業務に従事しました。操作や設定方法に対するご質問に対して、JSOLが過去に積み上げ、記録として残しているノウハウと照らし合わせながら回答することで、ソフトウェアを扱ううえで理解すべき基礎知識を身に着けることができました。
入社3か月後には先輩に同行してお客様先に訪問しました。周囲に助けられながら、ライセンスを購入したばかりのお客様のサポートを実際に経験。段階を踏みながら修得レベルに応じた業務を与えてもらい、現在では順調に成長を果たし、一通りの業務は一人で進めることができるようになっています。

こんなやりがい、こんなエピソード

解析業務の醍醐味は、自分がデータを入力して、算出した結果が実現象とマッチする、いわゆる“再現性”にあると思っています。また、様々な分野や物性に対する解析ができる点にも魅力を感じています。現在、担当している衝突はもちろん、金属加工や流体、振動、音響解析といったくくりで、様々な物性に対する理解を深めることができています。自分自身は材料専門のエンジニアとして入社したものの、気が付いたら構造や流体の解析も担当し、さらに振動や音響へと分野が広がっていくことで、自分の可能性の広がりが実感できる点も魅力です。
学生時代には土木を選考し、建築資材や土砂など物性についてのシミュレーションを研究していました。在学時にはすでに、“将来的には数値解析の専門家として生きていきたい”と決意。各メーカーに入社して解析を担当するという選択もありましたが、自動車なら自動車、家電なら家電と、一つのものに目を向けるのではなく、物理というもっと大きなくくりの中で仕事ができるJSOLに入社をしたいと思いました。
もちろん、JSOLが扱う「LS-DYNA」の魅力に強く惹かれたというのも理由の一つ。このソフトウェアは世界の自動車業界が育ててきたものでもありますが、JSOLは自動車業界の衝突解析において、どんな競合にも負けない強みを持っていることを知り、就職活動時に興味を持ったのを覚えています。 ▲ ページトップへ
これまでJSOLが信頼を得てきた衝突組成加工のジャンルにおいて、私自身もしっかりお客様に価値あるソリューションを提供していけるよう、業務スキルをあげていきたいと思います。もちろん、業務経験を重ね、お客様の声を理解しながら技術力を高めるという考え方もありますが、JSOLにはこれまで実施してきた膨大な解析結果がデータとして蓄積されています。扱うジャンルも幅広く、業種や材料種別、物性など分析対象ごとに分類されているのも、JSOLならではの環境であり、JSOLのチカラでもあると感じています。ソフトウェアのチカラだけではお客様のモノづくりをサポートすることはできません。JSOLの総合力があってこそ、初めてそれを可能にしていると考えています。
入社前は、若手の頃からこれほど責任ある業務を任せてもらえるとは、想像していませんでした。自分たちが行う解析が、実際にどのようなかたちで製造現場に生かされているのか、早い段階で体感できたことで、実感をもって業務に取り組むことができるようになりました。
しかも若手の活躍をバックアップしてくれる環境があるのも魅力です。JSOLには素材メーカーや自動車メーカーの研究者など様々なバックボーンを持つ専門家が数多く在籍しています。数値解析は個人プレーのように見えますが、実はこういったプロの知見を借りながら進めていくチームプレーだと思います。入社2年目の私としては質問をすればちゃんと、欲しい情報が返ってくる環境で働けていることに、大きな魅力を感じています。
数値解析が今のモノづくりには不可欠なものとなりつつあり、JSOLがその認識を業界内に浸透させているといっても過言ではありません。これからも益々求められる技術になっていくので、しっかり経験を重ねながら、日本のモノづくりを根幹から支えていけるような存在になっていきたいと思っています。

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