JSOLで“ICTのプロフェッショナル”として活躍する社員を紹介します。
入社してからのキャリアステップ、代表的なプロジェクトでのエピソード、
今後の抱負等を語ってもらいました。

 

D.Hayashi
基盤サービスビジネス事業部 プロフェッショナル職(ITアーキテクト)
1994年入社 理工学部卒
ジム通いとカフェで過ごす時間を、リフレッシュのために大切にしている。週に最低1回はジムに通い、マシントレーニングと水泳で汗を流す。カフェではその空間が気に入っており、読書や考えごとをして時間を過ごしている。

キャリアステップ

1994年:入社

初めてのプロジェクトは、クレジットカード会社が提供するサービスの利用実績帳票作成システムの開発(COBOL)。学生時代からICTやプログラミングに興味があり、”コンピューターシステムを利用者として使用するアルバイト”も経験していた。利用者側の立場に立った経験を活かし、「利用者の役に立つシステム開発を行うこと」「知らないことは率先して習得し業務に活かすこと」を意識して、ICT業界でのキャリアをスタート。

1997年:
様々なICTインフラシステム構築プロジェクトに参画し、インフラエンジニアとしての経験を積む

ERPシステムを構築する部署に異動して、大小様々なプロジェクトにインフラエンジニアとして参加し、経験を積む。ここでのプロジェクトで得た技術的な知識や業務の経験が、現在のインフラエンジニアとして活躍する技術的な土台となる。

2001年:
JSOLで初の大規模Windows/SQLServer構成のSAPERPプロジェクトに、ICTインフラ構築チームのリーダーとして参画

ICTインフラ構築チームのリーダーとして、プロジェクト遂行のための多くのマネジメント業務を経験。リーダーとして大きくステップアップしたプロジェクトとなる。

2007年:プロフェッショナル職(ITアーキテクト)に認定

認定を受け、インフラエンジニアのプロフェッショナルとしての役割を意識したプロジェクト活動に加え、会社のICT事業戦略の検討や後輩エンジニアの育成等にも力をいれる。

2008年:
当時のJSOLで過去最大規模の大手消費財メーカーERPプロジェクトに全体統括チームのメンバーおよびICTインフラチームリーダーとして参画

2002年のプロジェクト以来の大規模プロジェクトであった。課題の多いプロジェクトを、プロジェクト全体の統括チームのメンバーとして、ICTインフラチームだけではなくプロジェクトチーム全体を管轄するチームの一員として無事にシステム稼働まで牽引する。

2008年~現在:
JSOLを代表するインフラエンジニアのプロフェッショナル職(ITアーキテクト)として、精力的に活動。

プロジェクト運営・統括や新規プロジェクト獲得等のビジネス面をリードするだけでなく、次世代のインフラエンジニア育成や技術力向上の施策を検討する等、JSOLインフラエンジニアが目標とする“ICTインフラのプロフェッショナル”として、JSOLビジネスを牽引している。

代表的なプロジェクトでのエピソード・今後の抱負

技術面のプロフェッショナルだけではない、インフラチームのリーダーとしての役割

ICTインフラという領域は、システムが安定して動く仕組み全体の構築を担っています。ICTインフラは、ハードウエアやソフトウエア、ネットワーク、データベース、システム監視ツール等、様々な要素によって構成されています。そうした技術を組み合わせ、システム全体の動きを支える最適な仕組みを構築するのが、インフラエンジニアの仕事になります。
また、ICTインフラがなければシステムは動くことができません。そのためICTインフラチームの作業はプロジェクト全体の進捗に大きな影響を与えます。それだけに、チーム内の作業進捗確認はもとより、プロジェクト内のアプリケーション開発メンバー等他チームのリーダーや外部ベンダーの関係者の方、お客様企業の担当者の方等、利害関係者との調整といった業務が、インフラチームリーダーの重要な仕事の一つとなっています。

印象的なプロジェクト

入社以来、一番印象に残っているプロジェクトは、製薬業界のお客様向けERP導入の大規模プロジェクトです。ERPシステムの世界標準であるSAP社のパッケージを用い、会計・販売・購買・生産管理・人事の各システムを、同時に導入し連携させるという“ビッグバンプロジェクト”でした。このプロジェクトは、2001年10月のシステム検討開始から本番稼働まで約2年を要し、ピーク時にはJSOLプロジェクトメンバーやシステム開発を担当する協力会社のメンバーを合わせ100名以上がかかわり、稼働を実現させました。私はICTインフラ構築チームのリーダーとして、システムコンサルティングやプロジェクト計画の策定段階から参画しました。
このプロジェクトでは、インフラチームとして大きな挑戦を行いました。通常、こうした基幹システムでは安定性や信頼性を考慮し、UNIX系のサーバーや実績のあるデータベース「Oracle」が使われます。しかし今回は、お客様のご要望も勘案しつつ、将来的なシステムの拡張を見据え、国内でも事例が少なくまた当社でも初の試みとなる、Windows/SQLServerでインフラシステムを構成しました。
構築したサーバー台数は35台に加えて、千を超えるシステム間の連携データを滞りなく送受信させるためのEAIツールを活用したデータ連携基盤の構築といった、前例のない挑戦に多くの時間を費やしました。Windows/SQLServer採用に関して参考にすべき前例がないということは、全てを手さぐりの状況で進めなければなりません。問題が起こる事を前提に、フェーズごとにICTインフラチームの進捗を管理し、さらにプロジェクト全体のスケジュールとの調整も慎重に進めました。お客様とも綿密なコミュニケーションをとり、一つひとつ課題を解決し前に進めていくということを心がけていました。
インフラ構築チームのリーダーとして必死の思いで走り続け、無事スケジュール通り本番稼働を迎えたこの経験は、大きな達成感と共に技術者としてのスキルやリーダーとしてのマネジメントスキルの面でも視野の深まりや広がりを得ることができました。チャレンジ続きのプロジェクトでしたが、その後私が大規模プロジェクトの統括メンバーとして全体のプロジェクトを見る時の重要な知見を得る経験になりました。

クラウドサービスコーディネーターとして‐答えがないところに面白さがある‐

ICTインフラはクラウド化によるパラダイムシフトを迎えています。これまでのようなサーバーやネットワークインフラを構築する時代から、クラウドサービスを組み合わせてICTインフラを構築、制御、管理する時代に変わりつつあるのです。そこで求められているのが、これら最新のサービスを理解し、組み合わせてお客様に適したシステムを構築する「クラウドサービスコーディネーター」という役割です。加えて「クラウドサービスコーディネーター」はICTインフラを構築、制御、管理するために、プログラミングやネットワーク・セキュリティーの技術等も含めた幅広いスキルが必要になっています。私自身も最近はプロジェクトマネジメントだけではなく、技術スキルの向上を目的にICTインフラエンジニアの一人として業務を行うようにもしています。
クラウドサービスには実は正解がありません。数ある既成サービスの中から必要なサービスを組み合わせる事で、いかにお客様が必要とするコスト、品質でシステム構築を実現できるかが問われます。そこには従来のICTインフラエンジニアにはない面白さがあります。JSOLの強みはそうしたクラウドサービスの時代にあって、制約等なく企業に最適なサービスを自由に組み合わせ提供できる点にあります。そのために、様々なICTサービスを研究・提供している企業とJSOLの連携を強化していくこともこれからの自分の役割だと考えています。
「自分がわからないことがあることは許せない」。私の胸にはいつもこの思いがあります。今後もICTの技術躍進は止まることはないでしょう。最新技術に常に挑戦し続け、その最新技術によって多くのお客様ひいては社会の役に立ちたいというモチベーションで鍛錬を続けたいと思います。

※ 社員の所属情報等の表記は取材時点の情報であり、閲覧される時点では変更されている可能性があります。 ▲ ページトップへ